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容量拠出金新制度への対応について
＜電気需給約款（特別高圧・高圧）改正のお知らせ＞

　いつもふっかちゃんでんきをご利用いただきありがとうございます。
　弊社では、国の新制度となる容量市場へ対応するため、電気需給約款（特別高圧・高圧）の改正を行いましたのでご案内申し上げます。
　ふっかちゃんでんきでは今後も、安心・安全な電力の安定供や地域経済の活性化を目指して邁進してまいりますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

容量市場とは

　将来にわたる日本全体の供給力（ｋW）を効率的に確保し、中長期的に卸電力市場価格の安定化を実現するため２０２０年度に「容量市場」の仕組みが導入され、４年後に必要な電力の供給力（ｋW）を確保していくものです。
　これにより発電事業者は、供給力に対し対価が得られることから設備投資や発電設備の維持が容易になり、ピーク時にも充分にまかなえる容量を確保できることから、発電量が需要に追いつかずに停電したり、電力不足による価格高騰を抑制することとなり、お客様にとっては電気料金の安定化が図られるといった大きなメリットがうまれます。

容量拠出金とは

　発電事業者が参加するオークションを通じて必要な供給力を確保し、その落札額を２０２４年度より全国の小売電気事業者等が、「容量拠出金」として負担します。

容量拠出金相当額

　容量拠出金は、全国の小売電気事業者等に対し、その電力供給量に応じた負担が求められますことから、　お客様の電力使用量に応じて「容量拠出金相当額」としてご負担いただくことといたします。
　このため、電気需給約款（特別高圧・高圧）の改正を行いました。

※電気需給約款（特別高圧・高圧）はこちらから（618.81KB）

容量拠出金相当額単価の算定方法

容量拠出金相当額の算定

Ｎ年度容量拠出金相当額＝月の電力使用量（ｋWh）×容量拠出金相当額単価
容量拠出金相当額単価＝Ａ÷Ｂ×Ｃ×（１＋消費税率）
Ａ＝Ｎ年度の前年度１２月に容量市場管理者から示される容量拠出金仮請求総額（税抜）
Ｂ＝Ｎ年の前年における１月から１２月まで１年間の弊社電力供給量(ｋＷｈ)
Ｃ＝お客様の負担割合：０．８５

容量拠出金相当額単価

２０２４年度・高圧施設単価： ２．９８円／ｋWh（税抜）
　　　　　　　　　　　 　　　３．２８円／ｋWh（税込）
使用量算定期間が、４月１日を含む検針・ご請求分より適用いたします。
低圧施設につきましては、当分の間は、ご負担いただきません。

容量拠出金相当額の請求方法

　現在、ご請求させていただいております燃料費等調整単価に容量拠出金相当額単価を加算し、「燃料費等調整額・単価」としてご請求させていただきます。

各年度における単価の公表

　弊社ホームページにて毎月掲載しております、燃料費等調整額・単価にてお知らせいたします。